ADVECの方針

 

母国語があいまいな時期から英語の音に親しむことは、赤ちゃんが日本語を覚えていく過程と似ています。
 文字を必要としない時期には、チャンツ・ゲーム・クイズ・などを中心に言葉を覚えていくレッスンを展開。
幼稚園・小学校低学年は、暗記能力の高い時期ですから、耳と口を十分に働かせて感性を高める事があとの伸びにつながります。早い時期から文字を書き始めるとレッスンの時間が長くなるだけでなく、幼児特有の暗記能力を弱めてしまうこともあります。
書くことは生徒も大好きですし、目に見える進歩に安心する保護者の方もいらっしゃいますが、3年生になれば書くことに慣れるので、その頃から入れると書く時間が短縮されます。低学年では教科としての先取り教育ではなく、柔軟に耳を馴らし、赤ちゃんが周りの人の話から言葉を覚えていくように、単語や固定表現を沢山覚える時期です。薄紙を一枚ずつ積み重ねるように自分の言葉としてやがて使いこなせるようになります。耳と口の訓練に時間をかけます。
挨拶から始まって、相手に話しかける時の目線、表情、失礼にならない態度、謝る事など、大人になってからでは難しい事も、小さいうちは直せる事が沢山あります。将来、国際人としての正しいマナーを身につけてもらいます。英語でも日本語でも節度を持って臆することなく自分の思いを表現できる態度を身につけてもらいます。
4年生からは教科としての英語を視野にいれた訓練を重ねます。英語は積み重ねの賜物ですから、小学校の間に時間をかけて丁寧に英語のセンスを養っておくと、中学から余裕を持って英語にいそしむ事が出来ます。楽しいからで練習してきた積み重ねを、やっておいて良かったと実感することでしょう。その時間を取り戻すには大変な頑張りが必要だからです。

中学からプログレス及びニュー・トレジャーなどのレベルの高い教科書を使う小学校では、小一から本格的に英語の授業がありますが、一斉授業ですから他の教科と同じように分からない部分がそのまま積み重なってしまったり、また間違って聞き取った音を直す機会のないまま定着してしまう事もあります。目の届くレッスンで、小学生の時期に大切な発音を矯正し、学校での英語のレッスンが分かるように手当しておくと、どの生徒も中学校では英語が一番好きな教科となり積極的に勉強をします。
小学校で教科としての英語が年々引き下げられている現在、幼稚園生からの訓練
は必要であると実感しています。

 

   
 

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